倉庫作業中に高く山積みされた建築資材から転落 脊髄損傷

転落事例

倉庫作業中に高く山積みされた建築資材から転落 脊髄損傷

  • 40歳 男性
  • 業種:倉庫作業員
  • ケガの状況:脊髄損傷により四肢麻痺
  • 解決までの期間:4年
事故内容:
建築資材を管理する倉庫で、日常的に2m強も山積みされた建築資材のうえに乗って作業することを強いられていた。事故当日、建築資材上での作業を終えて降りるときにバランスを崩して転落。
解決までのアプローチ:
会社側は責任があるのに御見舞にも来ないなど適切な補償が期待できなかったため、速やかに訴えを起こすことにした。その前に被害者が不安定な高所での作業を強いられたことを立証するために証拠保全を行い、裁判ではそれを有効利用しながら、会社側の責任が大きいことを主張・立証した。裁判所は会社に1億5千万円の賠償を命じたが、会社は資産隠しを行い、支払いを拒否してきた。そこで、債権者破産を申し立てたところ、会社側より1億円の支払い申出があったために和解して解決・被害者が適切なリハビリを受けられるように高度リハビリテーション病院を紹介したり、退院後に自立的な生活を送られるようにケアマネージャーと何度も打合せをしたりするなど賠償面以外もできるだけサポートさせて頂きました。

弁護士介入後の後遺障害等級

1

損害賠償金額

  • 労災保険の想定支給額
    1500万円獲得
  • 介入後の支払い賠償額合計
    1億1500万円獲得